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プロジェクトストーリー

PROJECT.03 マイナンバー管理システム構築

常識や固定概念を捨て、新たな機能を創造せよ。

PROFILE

西川 和磨
ITエンジニア

2008年入社/電気・電子・通信工学系 卒

西川 和磨

Nishikawa's Outline Nishikawa's Outline

学生時代は、システムLSIを専攻。制御回路の設計に没頭。就職活動では、「人」に関わるシステム開発に携わりたいと、人事系システム開発を事業ドメインに持つ日立マネジメントパートナーを選択。近年は、マイナンバー法に対応する人事システムの構築プロジェクトに参画。

不可能を可能にせよ
2016年1月より、この国で本格運用が開始されたマイナンバー法。各企業は従業員のマイナンバー管理のための対応を求められた。従業員約25万人を抱える日立グループも同様だった。そしてグループのマイナンバー管理システム構築を担ったのが、日立マネジメントパートナーだ。2015年4月、新システム構築プロジェクトに私はアサインされた。『従業員とそのご家族、70万人規模のマイナンバーを厳格に管理するシステムを構築せよ』。サイバー攻撃などに負けない強靱なシステムと厳格な運用設計は必須条件。加えてこのプロジェクトでは、「運用コストをゼロに近づけるシステム実現に挑む」という目標が掲げられた。どんなシステムでも、必ずオペレーション人件費やメンテナンス費などの運用コストが永続的にかかる。それがシステムの常識。この常識をどこまで覆せるか、というチャレンジだ。「既存の常識に縛られず、常にプラスαの提案をしよう」というのは、日立マネジメントパートナーの特徴的な開発スタンスの一つなのだ。

西川 和磨

運用コスト90%を削減する、新システム誕生
運用コストを軽減するシステムが実現すれば、日立グループの経営基盤の強化はもちろん、グループ外への販売時にも大きな競争力となる。また今回のマイナンバー管理システムのみならず、別のシステム開発時にも役立つノウハウとなる。プロジェクトでは運用コスト削減のため、数々のアイデアと工夫が加えられていった。例えば、人が介在しなければならない作業を洗い出し、その一部をシステムによって自動化するというもの。ユーザーの誤入力を自動で発見しアラート発信するという機能などだ。結果的に、既存システムにかかる運用コストの約90%を削減するシステムを誕生させることに成功した。半年間の開発期間を経て誕生したマイナンバー管理システムは、2015年10月、稼働を開始した。そして今日までトラブルや混乱もなく、その役目を果たしてくれている。自分たちで設計し、築き上げたものが、何事もなく動いてくれている。手がけたシステムが、何事もなく人々の役に立っていることをこの目で確かめられたとき、私はエンジニアとして大きな喜びを感じる。

西川 和磨

新しいことに挑み続け、自らを高め続けていく
マイナンバー管理システムの構築プロジェクトでは、一人ひとり異なる強み、専門領域を持つ者たちが集まり、毎日のようにミーティングを行ってきた。それぞれのスペシャリティーが融合することで化学反応が起き、常識や固定観念に縛られない発想や、不可能を可能にするアイデアが生まれていく。日立マネジメントパートナーで働く魅力の一つは、チームで仕事をすることだ。自分にはない知見を持つ人、自分とは異なる発想や思考を持つ人、自分とは異なる業務に就く人・・・。多様な人と協働することで、1人では成し遂げられないことを実現できる。そして、自分の中に次々と知識や技術を吸収することもできる。日立マネジメントパートナー。私にとってこの場所は、新しいことに挑み続け、自らを高め続けていけるフィールドなのだ。
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