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プロジェクトストーリー

PROJECT.02 海外オフショア開発

沸騰の地、アジアでグループ躍進の礎を築く。

PROFILE

堀口 敬史
ITエンジニア

2009年入社/数学系 卒

堀口 敬史

Horiguchi's Outline Horiguchi's Outline

手に職をつけたいと技術の世界へ。入社後は、従業員サポートシステムの運用担当を経て、ベトナム・ミャンマーと海外オフショア案件を担当。ベトナム拠点立ち上げ担当としては5ヶ月間の長期出張を敢行。技術力、マネジメント力、語学力を磨きながら、グローバルを舞台にするエンジニアとして成長中。

ベトナムに新たな開発拠点を設置せよ
「日本の高度経済成長期にも、こんな光景が広がっていたのかもしれない。」ベトナム第三の都市、ダナン。その地に降り立ったとき、私は急成長国家の熱気を全身で感じとった。2013年4月、新たなオフショア開発拠点開設というミッションを背負い、ベトナムへとやって来たのだ。初の海外出張。もちろん不安はあった。しかし「やってみたい!」という気持ちが遙かにそれを上回った。そして、5ヶ月間の奮闘が始まった。ここで50名ほどのベトナム人エンジニアとともに日本本社から依頼される開発案件に挑むのだ。本当にゼロからのスタート。開発を行うための環境を整えることから私の仕事は始まり、一つ一つ課題をクリアしていった。言葉の壁、文化の壁もあった。通訳を挟んでコミュニケーションを図るも、当初は十分な意思疎通が図れなかった。けれど、毎日を一緒に過ごしていると関係性も変わってくる。1ヶ月、2ヶ月と時間が経つにつれ、開発速度は上がっていった。5ヶ月の出張期間が終わる頃には、安心して仕事を任せられる拠点に育つと確信した。

堀口 敬史

そしてミャンマーへ
2015年度、次なるオフショア開発拠点開設の仕事に携わることに。場所は、ミャンマー・ヤンゴン。コミュニケーションがすべて英語になることも、大きなチャレンジだ。ミャンマー人エンジニアのリーダーに来日してもらい、拠点開設プロジェクトはスタートした。準備していた設計書を使って依頼したい開発について説明した。そして2016年6月、今度は私たちがミャンマーを訪れた。期間は3日間。短いながらもそこには重要な意味があった。拠点本格稼働後のミャンマー人エンジニアとはメールでのコミュニケーションが主になる。だからこそ、相手の顔を知っているのと知らないのとでは、コミュニケーションの質が変わるのだ。うれしかったのは、「ここを直しておいてください」と一つのプログラムの修正を依頼した際、ミャンマー人エンジニアから「同じような間違いを探して直しておきました」というレスポンスがあったこと。日本人エンジニアならあたりまえのことかもしれないが、海外オフショア開発であっても質の高い開発を行っていけることを証明した出来事だったと私は思う。ベトナムでの経験も活かされ、ミャンマーでのオフショア開発は順調に進捗している。

堀口 敬史

海外オフショア開発案件を担う醍醐味
エンジニアには、プログラムという共通言語がある。それが言葉や文化が違いを超えて心を通じ合わせる。多国籍なエンジニアと同じゴールをめざすことで味わえるのは大きな一体感だ。海外オフショア開発は主にコスト競争力を高めるために行われるが、私はそれだけが魅力ではないと考える。ベトナムもミャンマーもIT産業急成長期。これから優秀なエンジニアが続々と増えていく。国内だけでなく、世界中の力あるエンジニアと協働できる可能性が今の仕事にはあると感じるのだ。既存の海外拠点の拡大に加え、また新たなる国で拠点開設するチャンスもあるだろう。それに貢献するために私は、技術面はもちろん、マネジメントスキル、育成スキル、語学力も伸ばしていきたい。そして、行ったことのない場所で、出会ったことのない人と、まだ見ぬ技術を用いて、好奇心を満たしながら仕事をしていきたいと思っている。
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