まず、「SHAREX Portal」は、どのようなシステムか教えていただけますか。
日立グループでは、システムサービスと業務シェアードサービスを統合した「人事・給与統合ソリューション」を用いて、グループ全社の従業員の各種申請手続きや、給与計算、旅費・経費精算などを一元的に処理しています。
私が2020年春から開発に携わった「SHAREX Portal」は、日立グループ全社員の人事基本情報、通勤手当や年末調整などの各種申請に特化したフロント系システムのひとつで、約5年の開発期間を経て2025年8月にリリースされました。
リリース後すぐに実施された年末調整では、延べ24万人以上におよぶ日立グループ全従業員の手続きを「SHAREX Portal」で行いましたが、システムが扱うデータ量や負荷の増減に柔軟に対応できるスケーラビリティに配慮した結果、高負荷時も安定動作を維持でき、大規模処理を滞りなく完了できました。
開発プロジェクトの開発グループを統括したリーダーとして、今はほっと胸をなで下ろしているところです。
今後も性能改善に加え、機能面やユーザー体験の向上にも継続して取り組むことで、「SHAREX Portal」をユーザーにとってより使いやすいサービスへと進化させ、日立グループ全社の人事・総務業務の自動化・標準化、コスト削減、そしてサービス品質のさらなる向上に貢献していきたいと考えています。
